2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

「わたげ」の機微(その2)

夢見るようにいうなら、私は、音数律の問題をより広くリズムの問題へと解き放ちたいんですね。あらゆる文学生産には定型(=音数律)を生み出す力があり、それを無視することはできないけど、同時に、定型(=音数律)が生み出す力もあるのではないだろうか…

「わたげ」の機微(その1)

前回紹介したように、今年の秋は私の出演する詩のイベントが目白押しです。特筆すべきは、そのなかに定型をめぐる企画がふたつも組まれていることでしょうか。ひとつは、もう終わりましたけど、10月16日の詩歌梁山泊シンポジウム(三詩型交流企画)「宛名、…